
最近、株がガクンと下がったって聞いたけど…ニュースだけじゃよくわからないんだっぴ

それは“トランプ関税”がきっかけだね。でも実は、日経平均ってこれまでにも何度も大きく下がってるんだよ。今回はその“過去の急落と回復”をまとめつつ、今後の見通しも一緒に考えてみよう!
1. 過去の主要な急落とその原因・回復期間

「株価って一度下がったら戻らないんじゃないのっぴ?

「確かにそう感じるけど、過去には時間はかかっても回復してるケースが多いよ。たとえば…
年度 | イベント名 | 主な原因 | 下落率 | 回復期間 |
---|---|---|---|---|
1987年 | ブラックマンデー | 米国株の暴落が世界に波及 | 約15% | 約1年 |
1990年 | バブル崩壊 | 金融引き締め政策と不動産価格の急落 | 約60%(ピークから) | 約34年(2024年に高値更新) |
2000年 | ITバブル崩壊 | ハイテク株の過熱と過大評価の修正 | 約40% | 約15年 |
2008年 | リーマンショック | サブプライムローン問題による金融危機 | 約50% | 約8ヶ月 |
2020年 | コロナショック | パンデミックによる経済活動の停止 | 約30% | 約1年半 |
出典: Rising Bull
2. 2025年4月:トランプ関税による市場の乱高下
2025年4月、トランプ前大統領が発表した関税政策が市場に大きな影響を与えました。
- 4月2日: トランプ大統領が日本を含む多くの国に対し、輸入自動車に25%の追加関税を課す方針を示し、日経平均株価は大幅に下落しました。
- 4月7日: 中国が報復関税として、米国からの輸入品全てに34%の関税を課すと発表。これにより、日経平均株価は一時8.8%安まで下落し、終値は前週末比7.8%安となりました。
- 4月9日: トランプ大統領が、中国を除く国々に対する相互関税の上乗せ部分を90日間延期すると発表。これを受け、日経平均株価は歴代2位の上昇幅を記録しました。
- 4月11日: 米中間の関税戦争が再燃し、米国が中国からの輸入品に対する関税を125%に引き上げると発表。これにより、日経平均株価は再び下落しました。
出典: 東洋経済オンライン

えっ!?たった1週間で1000円上がってまた1000円下がるの?めっちゃ怖いっぴ…

実際にこれが“市場の恐怖”ってやつ。けど、重要なのは『その理由を知ること』と『どう行動するか』なんだよ。
3. 投資家としての対応策
市場の乱高下に対して、投資家として以下のような対応が考えられます。
- 長期的視点を持つ: 過去の急落局面でも、時間をかけて市場は回復してきました。短期的な変動に惑わされず、長期的な視点で投資を続けることが重要です。
- 分散投資を行う: 特定の銘柄やセクターに集中するのではなく、複数の資産や地域に分散することで、リスクを軽減できます。
- 積立投資を活用する: 定期的な積立投資(ドル・コスト平均法)は、価格変動のリスクを分散し、長期的な資産形成に有効です。
- 冷静な判断を心がける: 市場の急落時に感情的にならず、冷静に状況を分析し、適切な対応を取ることが求められます。
過去の事例からも分かるように、市場は一時的な急落を経験しても、長期的には回復してきました。現在のような不安定な状況でも、冷静な判断と長期的な視点を持つことが、投資成功の鍵となります。
さらに詳しい情報や最新の市場動向については、以下の動画も参考になります。

正直、下がった時は焦って全部売りたくなっちゃうかもっぴ…

その気持ち、すごくわかる。でも、過去を振り返れば『持ち続けた人が得をした』ってパターンも多いんだ。だからこそ“分散”と“積立”が大事だよ。

ちなみにひよくんは最初の関税で下がったときにすべて狼狽売りしたっぴ!
でもこれはお金が必要になったから仕方ないっぴ!
まとめ:過去も今も「回復」を信じて

過去にこんなに大きく下がってても、ちゃんと戻ってきたんだね…ちょっと安心したっぴ。

そう、暴落は怖いけど“ずっと続くものではない”って歴史が教えてくれる。焦って手放すより、冷静に『なぜ下がったのか』『どう立ち向かうか』を考えることが大事だよ。
✅ 今日のポイントをおさらい
- 日経平均は過去何度も急落してきたが、時間とともに回復してきた
- 2025年のトランプ関税も、投資家心理と国際情勢で乱高下を引き起こした
- 市場が荒れるときほど「積立」「分散」「長期視点」が活きてくる
- 不安なときこそ、自分の投資方針を見直すチャンス

つまり、どんな時も“感情より戦略”ってことだね!

その通り♪ 下がっている時は、チャンスを見つける目を持てばいいんだよ。
最後に今バフェットの投資哲学がマンガで時間でマスターできる本という本を読んでいます
その中に10年後も競争力を持つ会社に投資すると書いてあります
自分が株を買うときもっと慎重に会社を見なければいけないと考えさせられました。
