こんにちは、スロかぶ!です。
2025年4月7日、日本株市場が大きく揺れました。日経平均株価は一時2900円超の急落を記録し、年初来安値を大きく割り込みました。
日経平均急落!

「ちょっとひよくん、大変よ!日経平均が急落してるわ!

うわぁ、またトランプさん何か言ったの…?💦

『相互関税』っていう新しい関税政策が発表されたの。日本も対象で、関税24%よ!

うそでしょ!?それって…輸出系の企業とか、めちゃくちゃ大変じゃん…!
この“トランプ関税ショック”の背景には、全ての国からの輸入品に一律関税を課すという米国の新方針があります。
しかも、日本には24%、中国には34%と、想像を超える高関税。市場では「第2の米中貿易戦争が始まった」との声も。
この記事では、この衝撃的な関税政策の影響と、輸出関連株 vs 内需関連株の明暗、各国の反応や投資家としてのスタンスについてわかりやすくまとめました。
結論から言えば、個人的にはまだ買い時ではないと考えています。
ただ、今後の交渉次第では絶好の押し目買いのチャンスも訪れるかもしれません。
トランプ関税ショックの背景とは?

今回の急落、いきなりトランプさんが『関税かけまくるぞ!』って言い出したのがきっかけね

「えっ、また急に?何かあったのかな…
2025年4月初旬、米国のトランプ前大統領が突如発表したのが、**「相互関税」**という新しい貿易政策。
その内容はシンプルかつ衝撃的でした。
全ての国からの輸入品に一律10%の追加関税をかけ、さらに
日本や中国、EUなど“アメリカに不公平な関税を課している国”には、さらに高い関税を上乗せするというものです。
▶ 実際に発表された“国別関税率”の一例:
- 日本:24%
- 中国:34%
- EU(欧州連合):20%
- イギリス:10%

「ちなみに米国の試算だと、日本はアメリカに“46%の関税”を課しているっていう認識らしいわ」

え、それ本当なの?なんかズレてる気がするけど…💦
この関税政策は、2018年の米中貿易戦争の再来とも言える動き。
しかし今回はそのとき以上に広範囲で、“世界中の国々”が対象になっているのが最大の違いです。
▶ ポイント:
- トランプ政権は「相互関税」を“米国の独立宣言”と位置づけ
- 同盟国すら容赦なし、輸入自動車に25%の追加関税も発表
- 米国の平均関税率が実質2.5%→22%に上昇(※フィッチ試算)
市場にとっては「まさかここまでやるとは…」という驚きの内容。
とくに日本は“米国の同盟国”であるにもかかわらず関税対象トップクラスとなり、衝撃が広がりました。

うう…日本車とか電機メーカー、めっちゃ厳しくなりそう

これが日本株の暴落につながったってわけね。次は市場全体がどうなったのかを見ていきましょう
日本株市場、過去級の急落へ…その時何が起きたのか?

えっ……日経平均って、どこまで下がったの?

「4月7日、日経平均は一時2,900円超も下落したの。しかもそれ、史上3番目の下げ幅なのよ
2025年4月7日(月)の日本株市場は、まさに**“トランプ関税ショック”直撃**の一日となりました。
- 日経平均は 31,000円を割り込み
- 一時の下げ幅は 前日比2,900円超
- 東証プライム市場は 全33業種中32業種が下落
前週末の米国株急落(ダウ平均が1日で2,200ドル超安)を受け、リスク回避の流れが一気に加速しました。輸出株・景気敏感株を中心に売りが広がり、全面安の様相を呈したのです。
▶ 為替・金利・債券市場の動きもチェック
- 為替は円高へ:ドル円が一時147円台まで急騰(=円高)
- 債券市場では安全資産として日本国債に買いが集中
- 日銀の追加利上げ観測は後退し、金利はむしろ低下基調

つまり、みんな“リスク資産(株とか)”から逃げて、“安全資産(円や国債)”に避難したってことね

そっか、だから一気に売られて、株は大暴落したんだ…
この日の市場では「陰の極」という言葉も飛び交うほど、投資家心理は極端に冷え込んでいました。
ただ、急激な悲観の裏側には「行き過ぎた反応」や「売られすぎ」の声も少なくありません。
今後の展開次第では、急落からの反発(リバウンド)にも注意が必要です。

これ、買いチャンスなんじゃない?

「まだ早いわよ。次は、“どの銘柄がダメージ大きかったか”を見てから判断ね!
輸出関連と内需関連、明暗くっきり分かれた!

当然だけど、今回一番ダメージが大きかったのは輸出関連株よ

だよね…関税がかかったら、アメリカにモノ売ってる企業はキツいもんね…
▼ 輸出関連株:フルボッコ状態…
とくに売られたのが、自動車・電機・機械といった輸出比率の高いセクター。
トヨタ・ホンダ・日産・ソニー・キーエンス…
名だたる大企業の株価が連日で下落しました。
- 輸出した商品に関税がかかって価格競争力が落ちる
- 円高(ドル安円高)で収益悪化
- アメリカ向けの出荷見通しが悪化
こうした「トリプルパンチ」で、投資家は一斉に売りに走ったのです。
▼ 一方で、内需・ディフェンシブ株は意外としぶとい

でもさ、ニュース見てたら、医薬品株とか上がってたんだよね?

その通り!“内需関連”や“ディフェンシブ株”は、今回の関税とはほぼ無関係なのよ
関税の影響を受けにくい企業、たとえば:
- 医薬品(例:第一三共、武田薬品)
- 通信(例:NTT、KDDI)
- 建設・不動産・生活インフラ
こうした企業は、国内向けのビジネスが主なので海外情勢に左右されにくいのが特徴。
さらに医薬品は「関税対象から外れている」ことが多く、“リスク回避の資金”が流れ込みやすいセクターでもあります。
▼ 明暗の差がくっきり:
セクター | 状況 | コメント |
---|---|---|
自動車・電機系 | × 大幅安 | アメリカ依存&円高ダブルパンチ |
機械・部品 | × 継続売り | サプライチェーン懸念 |
医薬品 | ◎ 上昇あり | 関税回避&ディフェンシブで注目 |
小売・生活関連 | △ 小幅安 | 景気減速の影響はあるが、内需で底堅い |
通信・インフラ | ○ 比較的強い | 安定収益でリスク回避資金の逃げ場に |

何でも売られる”っていうパニック相場ではなく、“選別の動き”も見えてるわね

なるほど…じゃあ今のうちに“内需系”の銘柄、チェックしとこうかな!
こんなふうに、ただ暴落しただけでなく、「資金が逃げた先」にもヒントがあるのが今回のポイントでした。
日本・中国・欧州…世界が動いた「関税ショック」への反応

日本だけじゃなくて、他の国もびっくりしてるよね…?

もちろんよ。アメリカ以外はほぼ“全員ダメージ”だもの。各国とも、もう大慌て!
🇯🇵 日本政府の反応:「なんで日本が24%!?」
日本に対しては「24%」というEU(20%)を上回る関税率が課されました。
この発表に、政府関係者からは驚きと困惑の声が多数。
- 「予想以上に高すぎる…」
- 「アメリカに好意的だった日本が、なぜ?」
しかも、鉄鋼・自動車・アルミなど幅広い品目で対象に。
日本政府は現時点で報復措置は取らず、「冷静に対話を重ねる」と慎重なスタンスです。

「これまで米国と丁寧に交渉してたのに、まさかの“全外し”…日本政府もちょっとショックみたいね
🇨🇳 中国は即座に“強硬”な声明を発表!
中国商務省は、アメリカの今回の関税政策について
「極めて不公平かつ挑発的。報復措置を検討する」
と表明。
過去の米中貿易戦争では、アメリカ産農産物や半導体などに報復関税をかけた経緯もあり、
今回も“対抗策”をとる可能性が高いと見られています。

中国はやっぱり“黙ってない”よね…これはまた米中バトル再発かも

うん、でもアメリカも中国もお互い景気が落ちてるから、本当は争いたくないはず。裏で交渉してるはずよ
🇪🇺 欧州も反発、「報復リスト」作成中?
EU各国もすぐにアメリカへ抗議し、報復関税のリストを検討中。
フランス・ドイツ・イタリアでは、
- 「この動きは消費者と中小企業を傷つける」
- 「米国との協調路線が壊れる可能性もある」
と、かなり踏み込んだコメントも。
一方でイギリスは「関係強化の方向で再交渉したい」と、比較的穏健な対応。
このあたりに国ごとの立場の違いが見えてきますね。
▼ 世界は今、駆け引きと牽制の真っただ中!
国・地域 | 反応 | スタンス |
---|---|---|
日本 | 驚き・困惑、対話で解決模索 | 慎重で穏健 |
中国 | 即座に反発、報復検討表明 | 強硬姿勢 |
EU | 抗議+報復リスト作成中 | 表面上強気だが交渉型 |
英国 | 遺憾表明、米と再交渉希望 | 協調路線継続 |

世界中が“どう動くか”に注目ね。日本も静かに圧力かけてるはずよ

これはしばらく“国レベルの読み合い”が続きそう…!
今後の見通しは?買い場か、それとも“まだ下”か?

「ねぇ先生…ここまで下がったら、そろそろ“買い場”ってこと?

うーん、それはちょっと“早い”かもしれないわ。理由を説明するね
▶ ポイント①:トランプ関税、まだ“未発表分”がある
現在発表されている関税は、一部セクターに対する“概要”のみ。
実は今後、さらに詳細な関税スケジュールや追加対象国が発表される予定。
- 日本以外にも追加対象国が増える可能性
- セクター別(例:半導体、自動車部品)への追撃関税も噂あり
- 中国・EUの報復関税のタイミングも未定

つまり、まだ“本当の底”が来てない可能性があるの

あー、確かに。今は“嵐の前の静けさ”かも…
▶ ポイント②:短期的な反発はあっても“底打ち”とは限らない
相場ではよくある“リバウンド(自律反発)”に注意。
- パニック売りの反動で一時的に戻す
- 空売りの買い戻しで見かけの上昇
- でも実体経済や企業業績はまだ悪化前
このような「偽の買い場」に飛び込むと、“ナンピン地獄”に陥る危険性も。
▶ ポイント③:個人的な見解「今は“静観+観察”のフェーズ」

「じゃあ、今は何したらいいの?

「焦って“全力買い”するより、以下を意識してみて
✅ 今のフェーズで投資家がやるべきこと:
- 各セクターごとの下落率と反発力をチェック
- 関税の詳細発表タイミングを事前に調べておく
- 分散投資の見直し(輸出関連ばかりに偏っていないか)
- 今後の“押し目買い”に備えて資金の一部を現金で温存

なるほど、今は焦らず“仕込みの準備期間”って感じだね

そうそう。あくまで“守りの時間”。チャンスは、必ず後から来るわよ
▶ まとめ:急落=チャンス、でも“見極め”が重要!
- 今は関税リスクが完全には“織り込まれていない”
- 各国の報復や政策次第で、さらなる変動もありうる
- だからこそ、冷静に情報を集めて動く人が勝ち残る!
まとめ:暴落はチャンス?いや、“今ではない”かもしれない
今回の暴落は、トランプ前大統領の相互関税発言による影響が大きく、日本市場は激しく動揺しました。
特に輸出関連株にはダメージが大きく、今後の関税発動や各国の報復措置によっては、さらに下値を探る展開も考えられます。
💡 スロかぶ!的まとめ:
- 現時点ではリスクの全貌が見えていない
- 短期リバウンド狙いはリスクが高め
- **個人的には“今はまだ買い場ではない”**というスタンス
この先、詳細な関税スケジュールや交渉の行方が明らかになった後に、“本当の押し目”が訪れると予想しています。
だからこそ、今は焦らず「静観&準備」フェーズ。資金の一部をキープしながら、狙いの銘柄を絞っていくのが得策です。
🤖 GPTの意見も参考にしてみよう!
ChatGPTに相場全体の流れを聞いてみたところ、こんな見解でした:
「まだ底打ちとは言い切れない。正式な関税発動や報復措置が出揃った後に、2番底が来る可能性がある」
特に以下のポイントを強調していました:
- 関税詳細が未発表な部分が多く、材料出尽くしではない
- テクニカル的にも下値余地あり(移動平均線割れなど)
- 過去の米中貿易戦争も“発言 → 発動 → 回復”という三段構成だった

GPTちゃん、けっこう冷静に見てくれてるね…参考になるかも

「情報は多角的に集めて、自分で判断するのが投資の基本よ!
📌 おわりに
相場が荒れている今こそ、「リスクと向き合う力」が試されるとき。
短期の値動きに振り回されず、冷静な目線でチャンスを待ちたいですね✨
「投資は慎重に、でもチャンスを逃さず」
そんなスタンスで、引き続き一緒に相場を見ていきましょう!