こんにちは!タケルです。
相場の格言
有名な相場の格言として
「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」という言葉があります。
米投資家ジョン・テンプルトンの言葉だそうです。
これは市場が悲観的になっている時こそ株価の上昇が始まる可能性が高く積極的に投資して行くべきであり
また警戒感が薄れ、周りが強気の発言に溢れ楽観的になっている時こそ売り時であり株価の下落リスクが高いということを表してます。
市場が悲観的になっているとは株価が暴落している時と言うことです。
投資家が今後株価が下落すると予想して保有銘柄を売却する為、暴落が起こっています。
つまり株価が暴落している時にこそ株に積極的に投資すべきという事です。
この格言は結局大衆心理の逆をつくことが大切だと述べていると思います。
確かに過去の株式市場の歴史を振り返って見ると株価は右肩上がりなので、実際に暴落したときに株を買えば報われたといえますね。
でもそんなに簡単ではない
格言だけみると簡単そうに見えますが、実際は難しいです。
まず市場全体が悲観的になってる時に自分だけ逆の行動をとるだけでもかなりの覚悟が必要です。
しかも体感では想像以上に期間が長いです。
コロナウイルスで株価が暴落した時もとても長く感じました。
しかもコロナショックの時は悲観状態の時に投資したとしても、さらに下落しもっと市場も悲観的になってました。
結局タイミングなんて分からないです。
またバブルの見極めも難しいです。
バブルは格言でいうと楽観や陶酔のステージにあたると思います。
なので早めに売り切りたいところです。
ですが私も当初バブルなんてすぐに弾けそうなイメージを持っていましたが地味に長いです。
その間株価がどんどんと上昇するわけです。
指を加えてそれを眺めるよりかは自分も投資し恩恵を受けた方がいい気がします。
最近で言うとビットコインですね。
数ヶ月で4倍以上も価格が上昇しています。
私は先日なんとかビットコインを売却しましたがこれからも上昇する気しかしないです。
またテスラ【TSLA】のPERも1000倍を超えていますし凄いことになっています。
指標的には確実に割高であるといえますが全然暴落しませんよね。
例えばPERが100倍でも十分割高ですが、そこで購入しPERが1000倍まで株価が上昇すればそれでテンバガー達成ということです。
楽観や陶酔状態の時に購入しても利益を上げることができてしまいます。
こうなってくるともう全然分かりません。
VIX指数
また市場の過熱具合を測る指標としてVIX指数というものがあります。
別名「恐怖指数」とも呼ばれ米国株を対象とした指数であり、投資家が株価の先行きにどれほどの振れ幅を見込んでいるかを示します。
通常VIX指数は10〜20を推移するそうですが、投資家が恐怖を感じている時VIX指数は上昇します。
30を超えてくると警戒領域と判断されるようです。
リーマンショックやコロナショックの時のVIX指数はなんと80を超えています。
いかに投資家が混乱しているかが分かりますね。
またVIX指数が上昇したリーマンショックやコロナショックでは株価は下落したので
投資格言通り、VIX指数が上昇し市場が悲観的になっている時に投資するという戦略は使えるかも知れませんね。
まあ、そんなに簡単では無いと思いますが。
おわり