こんにちは!タケルです。
はじめに
私はお金が大好きで世の中はお金と思っています。
ですが世間一般では世の中お金じゃない派もいると思います。
色々な意見があります。
また昨年、内閣府が「満足度・生活の質に関する調査」というものを発表しました。
この調査で国民の様々な条件における満足度や幸福度が数値で把握することができます。
項目ごとに現在の生活にどの程度満足しているかについて、0点から10点で質問し
「全く満足していない」を0点、「非常に満足している」10点で回答したものになります。
年収と幸福度の関係

こちらは世帯年収別の満足度を表しています。
やはり基本的に世帯年収が上がれば上がる程満足度も増加しています。
特に世帯年収が「100万円以上300万円未満」から「300万円以上500万円未満」にシフトする時
1番満足度の増加率が大きい結果となっています。
総合主観満足度は5.2から5.68と0.48も増加しています。
私たちが幸せになる為の第一歩として、年収300万円を超えることを目標にするのは良いと思います。
しかしながら「2000万円以上3000万円未満」で満足度は頭打ちし、そこからは減少傾向になってます。
何故なんでしょうね。
仕事が激務過ぎて幸福度が下がるのでしょうか。
それともお金持ちなると、景色が変わり今まで気づかなかったような嫌なことが見えるのでしょうか。
金融資産と幸福度の関係

次は世帯金融資産残高別の満足度です。
こちらも年収と同様に基本的には金融資産が増えれば増える程満足度も高まる傾向にあるようです。
1番満足度の伸びが高かったところは「100万円未満」から「100万円以上300万円未満」へシフトする時です。
点数も4.98から5.63と0.65も上昇しました。
さらに「100万円未満」は4点台と点数だけでみても低いと思います。
最低でも100万円の資産を保有できるように努力すべきという事です。
またこちらも先程と同様に資産が3億円を超えてから満足度が低下しています。
多過ぎても問題なんですね。
よく金融資産の目標として億り人があげられてますが
満足度も1番高いところに位置しているので理にかなった目標と言えるでしょう。
日本は世界で58位
世界的にも満足度の調査があり
国際連合によって発表された「World Happiness Report 2019」では
1位フィンランド 7.769点
2位デンマーク 7.600点
3位ノルウェー 7.554 点
となっています。
北欧が中心ですね。
極寒の地であり決して住みやすいとは言えないイメージですが
医療費や教育費など社会保障制度が整っている事が理由だそうです。
他にも特徴として、女性議員の数が多く
また女性の就業率も世界の中で上位であり
女性が活躍できる国という点があります。
またそれ以外のランキングとして
54位韓国5.895点
58位日本5.886点
93位中国5.191点
日本は58位で中国は93位です。
先進国とは思えないほどの満足度の低さです。
これだけ豊かで不便を強いられないのに何故なんでしょう。
それは日本人が満足を得る基準が高いという理由があると私は思います。
この豊かな日本というのが当たり前になり
有り難みを感じ無くなってしまったのだと思います。
明らかに健康寿命やGDPなど目に見える指標としては日本は上位に来ているので
あとは個人の感覚によるものです。
日本人の中だけで比較すると、世界的に見れば豊かな環境にあってもそれを実感しにくいと思います。
結論
結局、満足度というのは他人と比較して決まるものであるため
年収や金融資産でも他人と比べて少し優位に立っている状況が1番満足度が高くなるのではないかと思います。
あまりにも年収や金融資産が他人とかけ離れていると、もはや比較することもなくなるので幸福度や満足度にも繋がらないのだと思います。
おわり