こんにちは!タケルです。
株主優待とは
一度は聞いたことのある株主優待ですが、株主優待とは一定以上の株を持つ株主に対して企業が株主に与える優待制度の事です。
株主には株主優待の他に配当金も支払われますがそれと同じようなものです。
直接現金を得るか優待券を得るかの違いです。
日本だけで根付いた文化であり海外ではほとんど行っていません。私は米国株を保有していますが株主優待の出る企業はないです。
特に日本では3685社の上場企業のうち1307社が実施するなど非常に人気が高いです。
また具体的に株主優待を得る為には権利確定日に株式を保有している必要があります。
その為に権利付最終日には証券会社に注文する必要があります。
注文すればその翌営業日である権利落ち日に売却の注文を出しても株主優待を受け取ることが出来ます。
なので数日間売買するだけで株主優待を得ることもできます。
しかし、権利落ち日に株価が下落する可能性は高いのでそんなにうまくいかないイメージです。まあ私はしたことありませんが。
みんな同じ事を考えているという事です。
また株価のリスクを減らす為に「つなぎ売り」という手法もあります。
同じ銘柄に対して買い注文と売り注文を出し株価の下落リスクを相殺するというものです。
一見万能に見えますが、これもそんなに単純ではなく取引手数料や貸株料、逆日歩と言ったコストがかかります。
信用取引には何かと手数料がかかるという事です。
しかも人気の銘柄だったら逆日歩もかかりやすく株主優待の価値よりもコストが高くつく事もあります。
株主優待と言えば桐谷さん
また株主優待と言えば桐谷さんというイメージもあると思います。
「月曜から夜更かし」でも株主優待だけで生活する人物として人気を集めました。
約3億円以上の株を保有する投資家であり、株主優待を期限内に使い切るため毎日自転車で駆け巡っています。
私も始めてテレビで見た時は面白いおじさんだなぐらいの感想でしたが、普通に3億の資産を保有しているというから驚きました。
さらに桐谷さんは元プロ棋士で7段を持っています。そして現役時代は「コンピューター桐谷」の異名を持っていたそうです。
めちゃくちゃ凄い人です。優待生活も真似しようと思って出来るものではありません。
お得感を感じる
私個人としては株主優待は凄くお得感を感じます。私の保有銘柄のうち唯一株主優待がでる会社はJTですが、年に1回自社グループの食品セットが送られてきます。
4500円分相当のレトルトご飯やカップラーメンが送られてくる訳ですが結構な量でなんか嬉しいです。
まあ結局レトルトご飯とかなんだかんだ使わないのでいつも腐らせていますが。
正直配当金として5000円貰っても何とも思わないので株主優待は凄いと思います。
でもJTは株主優待目当てで投資してる訳ではなく、たまたま付いてきた感じです。
そのお得感から株主優待に手をつけそうになってますが何とか我慢しています。
直接お金を貰った方が資産を増やす観点ではいいと思うからです。
株主優待は普段はあまり使わない物も多いです。
マクドナルドや吉野家の優待券なども人気は高く確かにお得ですが最後まで美味しく食べられる自信がないです。
桐谷さんのように有効期限に追われ、使う事が目的になってしまいそうだと思います。
まあでも桐谷さんは楽しそうなのであれで全然いいと思います。
そう思うと株主優待は日本独自の文化ですがよく出来た制度だと思います。
特に株式投資をした事ない人が、第一歩として株主優待から始めるのは私はおすすめだと思います。
おわり