こんにちは!タケルです。
私は基本的に米国株中心に投資していますが、唯一日本国内にも投資している銘柄があります。
その銘柄はJTです。分散の目的も込めて流石に少しは国内の株を持っておきたいと思いました。
また日本株ですと為替の影響も受けませんし、外国株と比べて税金も安いです。
また私はJT株を300株持っています。さらに株主還元の形として日本特有の株主優待がJTにはあります。
米国株にはないです。
なので1年に1度JTからお米とカップラーメンが送られてきます。
株主優待は現金を直接貰うより何故かお得な気がします。
また前には加熱式たばこのプルームテックスターターキットなども送られてきました。中々の大判振舞いですね。
そんなJTですが株価は全く冴えません。2016年の4500円が高値でありそこからひたすら右肩下がりです。
現在では半値以下になり2000円あたりになっています。
株価が下落したせいで私は約30万程度の含み損をかかえています。
正直ちょっと売却してしまいたい気持ちもあるのですが、NISAで買い付けていてまだ非課税の期間は残っているので、もったいなく感じでしまい売るに売れないです。
現在の配当利回りは約7.7%で高くなっていますし減配が意識されます。何とか踏ん張って欲しいです。
またJTによると、直近決算である2020年度第2四半期については、売上収益が1兆302億円であり前年比で2.7%減少したそうです。
そして、営業利益は前年比から19.1%減少し2520億円です。
緊急事態宣言に伴う外出自粛等の影響も受け国内たばこ事業や加工食品事業、医薬事業において減収となりました。唯一海外たばこ事業のみ増収でした。
4月から6月あたりの新型コロナウイルスの影響は350億円程度だそうです。
唯一増収した海外たばこ事業ですが、総販売数量は2119億本で前年比-4.8%です。
これはコロナウイルスにより旅行者が減少し免税販売への影響やロシア等複数市場における総需要減少により販売数量が減少しました。
しかし、単価上昇より総販売数量の減少を打ち消し自社たばこ製品売上収益は6261億円と前年比より3.1%増加しているとJTは発表しています。
また国内たばこ事業ですが
紙巻たばこ販売数量は342億本で前年比-8.6%減少しました。
加熱式たばこなどのRRP販売数量は18億本で前年比+4億本です。
そして自社たばこ製品売上収益は2488億円で前年比-11.9%です。
正直、営業利益が約20%マイナスなのは結構厳しいと思います。値上げのおかげで海外たばこ事業は増収ですが販売本数自体はマイナスです。
国内たばこにおいては本数も売上収益もマイナスですし1年で10%も落ち込んでます。
コロナの影響が350億円とのことですが、コロナがもしなかったとしたら前年比でプラスになる仮定だということですかね。
とりあえず日本のたばこ離れは深刻です。喫煙者率は右肩下がりです。どこかで下げ止まることを祈ります。
でも加熱式たばこなどのシェアは増加傾向です。国内での売上を伸ばすためにはこの加熱式たばこが鍵を握っているのではないでしょうか。
海外のたばこ事業は好調との事なので今後の主力事業として担ってほしいです。
またJTは大規模な会社であり世界のシェアランキングで4位を獲得しています。
1位が中国煙草総公司(CNTC)
2位がフィリップ・モリス
3位がブリティッシュ・アメリカン・タバコ
です。
しかも私の保有銘柄の中にもフィリップ・モリスとブリティッシュ・アメリカン・タバコは入ってます。
たばこ銘柄好きすぎですよね。
まあとにかく日本を代表するたばこ企業としてJTには頑張って欲しいです。
おわり