こんにちは!タケルです。
最近の資産増加は円安の影響が大きい
ここ数ヶ月円安が進行しています

ドル円相場の日足ですが、最近になりかなりのスピードで円安に振れています。
1月4日の終値1ドル103.1円を底にしてにして、現在約1ドル約108.8円付近までになりました。
チャートとしては去年の7月頃から下落トレンドが続いていましたが
1月の円安によりレジスタンスラインをブレイクした後、少し押し目をつけて駆け上がってます。
5円以上円安になっていますし割合だと約5.5%の変化となります。
資産のほとんどを米国株として保有している私にとっては円安は嬉しいです。
約1900万円程を米国株に投資していますから5.5%円安に振れるだけで100万円ほど増える事になります。
やはり為替の力はバカにはできません。今回はたまたま円安なので良いですが
このスピードで円高が進む事を考えると恐ろしいです。
なのでこのままの円安方向水準が維持できれば、3月末の総資産発表は2月末と比べてそれなりに上昇すると思われます。

またこの写真はドル円の月足のチャートですが、これを見ると2017年頃から下落トレンドが続いてるように見えます。
そして今回108.8円付近という事で、ちょうど下落トレンドの押し目に来ているように見えます。
なのでここより先には中々円安に振れないのではないかと思います。
何ならしばらく揉んだあと円高になると予想します。
自信は全然無いですけど。
円安の要因
また今回の円安が進んでいる原因は、米国債10年利回りなどの長期金利の上昇が挙げられます。
基本的にお金は金利の低い所から高い所へ移動する傾向があるとされています。

米国債10年利回りのグラフですが、ここ半年間右肩上がりとなっています。
なのでそれに伴いドル高傾向になると言うことです。
そして長期金利の上昇については新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗や
金融緩和、巨額の財政出動により景気の回復期待度が強まったことが理由の1つとして挙げられます。
さらにパウエル議長はFOMC後の声明で長期金利上昇を実質的に容認した発言をし、さらに金利の上昇に拍車をかけました。
また円安傾向なのはドル円だけにとどまらず、ユーロ円などの欧州でも同様に当てはまります。
しかし、トルコリラだけは別で円高に暴落してますね。
20日にトルコのエルドアン大統領が金融引き締めを掲げていた中央銀行総裁を更迭したことで
利下げの懸念が高まったことが原因だそうです。
米国株式市場について
そんな中、米国株についてですが
ダウ平均株価のETFであるDJIは1月4日30223ドルで始まり3月22日には32731ドルと約8.2%上昇しました。
S&P500のETFであるSPXは1月4日には3700ドルで始まり3月22日には3940ドルと約6.4%上昇しました。
ナスダック総合指数のETFであるIXICは1月4日には12698ドルで始まり3月22日には13377ドルと約5.3%上昇しました。
3つの指標ともしっかり上昇してます。
セクターローテーションが囁かれていますが、そこまで大きな変化は無さそうです。
株高の円安で私からしたら最高です。
ですが高PER銘柄の多いナスダック総合指数はやはり1番伸び悩んでいます。
長期金利の上昇にPERは弱い傾向にあります。
全体的に割高感も高まってきましたし、これだけ良い状態ばかりだと不安になってきます。
とはいえ株を売却するつもりは無く引き続き保有し続けたいと思います。
おわり