下落中の【アリババ】を新規購入
こんにちは!タケルです。
先日ですが下落中のアリババを購入しました。

NYSEのADRとして30株、約70万円分を購入しました。
当初はアリババ株を購入するつもりは全くは無かったのですが急遽買ってしまいました。
10月あたりから少しずつ現金比率が高まっており、それにプラスしてボーナスが入金されたためある程度の現金を保有してました。
それは2021年のNISA枠を埋める為に貯めていましたが、
割安な銘柄は無いかと探しているとアリババが目に入り購入することになりました。
どちらかと言えば高配当でPERが低めな銘柄の方が好みなのですが、高値から約30%も暴落しているということで手を出してしまいました。
しかしアリババは無配当ということで特定口座で購入しました。
無配当株でNISA枠を使うのはもったいなく感じてしまいます。
まだ現金には余力があるのでNISA枠を使っての高配当株への投資は年明けにでもしようと思います。
アリババへの投資は完全にブログ村の人たちの影響です。
ブログ村ランキング上位の人達など、投資の実力者も何人かアリババ株を保有しているという事実も購入に至った背景としてあります。
特にピッフィーさんの記事をよく読ませていただき本当に勉強になりました。
そしてアリババは私の初めての中国株となります。
若干私の投資方針からブレるかもしれませんが、まあ割安な株に投資するという意味では同じということで。
やはり中国の成長の勢いは無視できないと思います。
先日2028年までにアメリカを追い抜き世界最大の経済大国になるという記事も読みました。
なので分散という意味も込めて購入しました。
アリババの暴落
アリババの株価は2020年10月27日の317ドルを直近の高値として、現在230ドルあたりと約30%下落するなど暴落しています。
その原因としては、アントの上場廃止と独占禁止の規制によるものだそうです。
アリババはアリペイ決済の会社アントの株式を30%以上保有しています。
そのアントが上場すれば時価総額があがりそれと同時にアリババの価値も上がると期待されていましたが廃止されてしまいました。
それにより株価は下落しました。
さらに政府による独占禁止による規制の懸念もあります。
先日政府は反競争的行為の疑いでアリババの調査を開始したとのことです。
それを受けて株価はさらに暴落しました。
かねてよりアリババは2019年に大手家電メーカーに対して「二者択一行為」を行ったとして問題となっていたそうです。
これはアリババとの取引をするならば、他のライバル企業とは取引をしないように迫ったというものです。
これまで政府は文書などでの警告はしていたものの具体的な処分につながることはなかったが今回それの調査が行われたという事です。
調査の結果政府がどのような対策を打ってくるかが注目であり内容によってはさらなる暴落にも繋がるという事です。
中国政府なら何をするか分からないと言った懸念も暴落につながっていると思います。
今後の見通し
しかしながらアリババはEC事業だけでなくよりもクラウド事業もあります。
中国のクラウドとしては約半数のシェアをアリババが握っており成長率も半端ないです。
さらにアリババは2021会計年度中にクラウド部門の黒字化も見込んでいるとのことです。
またPERも30倍程度と他の人気ハイテク企業と比べたら割安な水準にあると思います。
中国は良くも悪くも合理的な国です。国全体としての利益が1番優先されます。
だからこそ中国の成長へと繋がることは事実なので、これは同時にリスクでもありますが今回のアリババへの投資が報われると嬉しいです。
おわり