こんにちは!タケルです。
最近100年に1度とか数十年に1度の何とかって言うニュースが多い気がします。台風10号がそうですね。
「100年に1度の大雨」との表現がされていました。気象庁と国土交通省によるとその時の台風の中心気圧は920ヘクトパスカルで最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルらしいです。
確かに大きな台風です。
台風の大きさは中心気圧である程度わかります。
それはヘクトパスカルで表され、ヘクトパスカルが小さくなればなるほど規模の大きな台風と言えます。
気象庁によると1951年以降の統計データの中で1番中心気圧が低く規模が大きな台風は1961年の第2室戸台風だそうです。
第2室戸台風の上陸時中心気圧は925ヘクトパスカルです。またそれ以降ランキングの2位〜10位見渡しても929〜940ヘクトパスカルの中にあります。
確かにこのランキングを見ると今回の台風の920ヘクトパスカルと言うのはかなりの規模であり100年に1度といえるかもしれません。
またこのランキングの気になる点は、1位から10位全て1991年以前に起こっていると言う点です。
近年異常気象が増えたとかよく聞くのに2000年になってからなぜか1つもランクインしてません。
なぜなんでしょう。
実際はそんなに増えてないでしょうか。
それか測定の仕方が変わったのか、どうなんでしょうね。
そして、実際の被害は九州地方での停電がありました。雨による被害は比較的少なめで、1級河川の氾濫や大規模な浸水等の被害は無かったそうです。
とりあえず被害が少なかったのは良かったと思います。少ないと言ってもたくさんの人々に影響がでて大変だと思いますが。
にしても最近の報道は少し煽りすぎかなーって正直思いますね。
予想するのは大変なのも分かりますし、すこし大袈裟めに言っといた方が事前の対策をしっかりしてくれそうな気もします。
でも過大に報道しすぎると、だんだんと効果もなくなりますよね。
私も今回の「100年に1度の雨」も言う程やろなって思ってましたし、元々疑い深い性格の人にはそろそろ効き目なくなってきてる気がします。
やっぱり1番真実に近い報道をしてほしいですね。そうじゃないと国民も混乱します。
100年に1度も使いすぎて、あと少ししたら1000年に1度とかも言い出すんじゃないでしょうか。
まあ報道を鵜呑みにして過度にパニックにならないよう注意して冷静に判断したいところですね。

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